9月の内閣改造以降、醜聞炸裂が止まらない。
公選法違反疑惑で菅原、河井の2人の閣僚が辞任し、安倍本人も「桜を見る会」やその前夜祭に絡んで、公選法政治資金規正法、財政法などに違反した疑いがいまだ晴れていないが、誰一人マトモに取り合わない。

私物化が問題になると、安倍は国会軽視で逃げまくり国民を煙に巻く。
出世に飢えた平目官僚は平気で公文書を改ざん・廃棄し、子供でも分かる嘘をついてごまかす。これほどデタラメ三昧の政権はいまだかつてない。
安倍がただひたすら政権維持を目的化した結果、この国は完全におかしくなってしまった。

今さらながらではあるが、ペテン政権がここまで長く続いてきたのは、大メディアが安倍擁護を続けてきたからに他ならない。

桜を見る会の疑惑がここまで大きくなっても、朝日、毎日、東京の3紙はこの問題を取り上げるが、読売、日経、3Kは全く報じない。
テレビもTBS系とテレ朝系以外は取り上げない。
世論だけでなく、メディアまでもが真っ二つに分断されてしまっている。

今の日本が取り組むべき喫緊の課題は、経済の再生を始め、少子高齢化、日本人拉致問題、沖縄基地問題等々、多岐に渡る。
安倍某はそうした課題には全く興味を示さず、『改憲』オンリーだ。

だが、安倍が改憲にこだわる理由は、新しい国造りではなく「レガシーづくり」という私利私欲でしかない。
通算在職日数で歴代最長とはなったが、だから何だと言うのだ。
後世での評価は、「史上最低の私物化政権」と断罪されることは間違いないだろう。