陸自幹部ら靖国参拝/官用車使い 憲法政教分離に抵触か https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-01-10/2024011001_03_0.html

陸自幹部ら靖国参拝
官用車使い 憲法政教分離に抵触か


 陸上自衛隊のナンバー2の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)ら陸自幹部が9日、靖国神社(東京都千代田区)に参拝しました。本紙の取材に、小林副長は参拝したことを認め、幹部の参拝は「毎年のこと」と答えました。公務として参拝した疑いがあり、憲法20条が定める政教分離に抵触する可能性があります。

 小林副長は9日午後3時半ごろ、靖国神社南門前に大型のミニバンで乗りつけました。タクシーで先に到着していた陸自幹部らと合流。神職姿の人物に先導されて本殿に入り、柏手を打ちました。小林副長ら全員が背広姿でした。

 午後4時前に本殿から出てきた小林副長らは、北門に徒歩で移動。来たときと同じミニバンで神社から去りました。防衛省陸上幕僚監部によると、小林副長は休暇を取得、同車両は官用車です。

 小林副長が参拝する際、複数の自衛隊関係者が待機。帰りの車に誘導するなど、陸自が組織的に参拝を企画したことがうかがわれます。

 本殿から出てきた小林副長は本紙の取材に「毎年やっていますけれど。私的(参拝)です」と答えました。

 靖国神社は戦前、旧陸海軍両省が管理し、戦死者など国家のために殉職した「英霊」をまつるとして国民を戦争に動員した軍事的宗教施設です。軍国主義の精神的支柱としての役割を担いました。

 戦後は、神社内にある遊就館などで過去の日本の侵略戦争を“正義の戦い”として宣伝する役割を果たしています。

 陸自幹部の参拝は、憲法が定める政教分離原則に反し、侵略戦争を美化する同神社の歴史観を肯定するものといえます。(取材班)

 

【独自 私見
防衛省は私的参拝だとし、公用車を使った点が争点としているが、そもそも本当に私的参拝だったのか、既成事実を作り、靖国参拝を正当化し、軍国主義を正当化し、日本が行った侵略戦争、虐殺、レイプ、強盗、おぞましい植民地支配を正当化しようとしているのではないか。さらには「敵基地攻撃」と称し中国、朝鮮半島への奇襲攻撃を正当化するための「隠れた先制攻撃、奇襲攻撃の宣言」
だったのではないか、そう思えてならない。防衛大臣ネトウヨ軍国主義者の木原稔である。
自民党は維公国を使いながら、戦時中の日本を復活させようとたくらんでいる。
自民は裏金事件の件も含め、今すぐ解党し自民党議員は維公国含め全員議員を辞任すべき。維公国も自民党と同じ穴のムジナ。
参政NHKも同じとみるべきである。