北村前大臣「相当ほら吹いてきた」、野党などが批判
17日 18時46分
 北村前地方創生担当大臣は大臣の引き継ぎ式で、“47都道府県を回り、相当ほらを吹いてきた。後始末をよろしく”などと述べました。

 「随分、47(都道府県)回って相当ほら吹いてきましたから」(北村誠吾前地方創生相)
 「そうですか、47(都道府県)まで」(坂本哲志新地方創生相)
 「よろしくお願いします。後の始末をよろしくお願いします」(北村誠吾前地方創生相)
 「・・・」(坂本哲志新地方創生相)

 17日午後、大臣の引き継ぎ式を行った北村前地方創生担当大臣は、在職中、47都道府県を視察したとしたうえで、「相当ほらを吹いてきた」と述べました。この発言について、後任の坂本大臣は・・・

 「47都道府県を回り、地方創生を大いに宣伝をしてきた、というようなことを言いたかったのでは」(坂本哲志新地方創生相)

 一方、立憲民主党の福山幹事長は次のように批判しました。

 「できもしないことを言ってきたということですから、安倍内閣の最後の閣僚がほらを吹いてきたからよろしくというふうに言ったとなれば、非常に象徴的な出来事かなと」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 北村前大臣の発言をめぐっては、「国民をばかにするにもほどがある」などと批判の声があがっていて、波紋を呼びそうです。