自民党・二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」暴言 安倍総理自民党は子どもを戦場へ送るための戦闘マシーンとしかとらえてないのではないか。 【音声配信・文字起こし】自民党・二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」発言を検証▼2018年6月26日(火)放送分(TBSラジオ荻上チキ・Session-22」) 自民党二階俊博幹事長が6月26日、東京都内で行われた講演会で、人口減少問題に関して、「この頃、子どもを産まない方が幸せに生活が送れるのではないかと勝手に考えている人がいる」と発言したことについて、前後の文脈も含めて書き起こしました。 ==== 出席者の質問:自民党と政府が一体になって、早く結婚して早く子どもを産むように促進してもらいたい。

二階幹事長:大変、素晴らしいご提案だと思います。そのことに尽きると思うんですよね。しかし、戦前の、みんな食うや食わずで、戦中、戦後ね、そういう時代に、「子どもを産んだら大変だから、子どもを産まないようにしよう」といった人はないんだよ。この頃はね、「子どもを産まない方が幸せに送れるんじゃないか」と勝手なことを自分で考えてね。国全体が、この国の一員として、この船に乗っているんだからお互いに。だから、みんなが幸せになるためには、これは、やっぱり、子どもをたくさんを産んで、そして、国も栄えていくと、発展していくという方向にみんながしようじゃないかと。その方向付けですね。みんなで頑張ろうじゃないですか。食べるに困る家は実際はないんですよ。一応はいろいろと言いますけどね。「今晩、飯を炊くのにお米が用意できない」という家は日本中にはないんですよ。だから、こんな素晴らしいというか、幸せな国はないんだから。自信持ってねという風にしたいもんですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【私見

結論から言うと安倍総理自民党は子どもを戦場へ送るための戦闘マシーンとしかとらえてないのではないか。

①「戦前の、みんな食うや食わずで、戦中、戦後ね、そういう時代に、『子どもを産んだら大変だから、子どもを産まないようにしよう』といった人はないんだよ」 →それはそうだ、なぜなら戦争に勝つために「産めよ殖やせよ」と言われていたこの時期に「戦争で子供が殺されるから、子どもを作りたくない」「子どもを兵隊にとられるのは嫌だ」と言えば、特別高等警察、つまり今、北朝鮮なんかで言う「秘密警察」に捕まったり、拷問を受けかねない。

しかし、二階自民党幹事長はその事実を伏せたまま「子どもを産んだら大変だから、子どもを産まないようにしようといった人はいないんだよ」としている。肝心な部分を隠すのは、モリカケ問題同様安倍総理自民党のいつものくだらない作戦だ。
②「子どもを産まないは勝手な考え」→荻上チキ氏が指摘していたこととも重なるが、国会議員が国民の自己決定権を奪う非常に問題のある発言だ。

③「『今晩、飯を炊くのにお米が用意できない』という家は日本中にはない」→荻上チキ氏が指摘していたこととも重なるが、日本には貧困がある。子どもの6人に1人は貧困だという調査もある。実態はもっとひどいかもしれない。給食費を払えない家庭がたくさんあるのに現状を把握できていないのではないか