【森友改ざん】元財務局長「内容聞かず」 衆院調査報告が判明 [クロ★]

1クロ ★2020/11/10(火) 07:35:31.03id:CAP_USER9>>333
 学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん問題で、衆院調査局が財務金融委員長の求めに応じて実施した予備的調査の報告書全容が9日、明らかになった。同省が初めて開示した国会用の想定問答によると、当時の美並義人近畿財務局長の「具体的内容までは聞いていなかった」との証言を用意していたことが分かった。自殺した元近畿財務局職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の手記と食い違っており今後、論議を呼びそうだ。

 予備的調査は今年4月、立憲民主党などの主要野党が、赤木さんの手記公開を受けて要請。衆院調査局は9日に報告書を取りまとめ、越智隆雄財務金融委員長に提出した。
 財務省衆院調査局に対し、想定問答や美並元局長が2018年6月に戒告処分を受けた際の処分説明書の写しなど5文書を初めて開示した。
 赤木さんの手記によると、美並元局長は部下から改ざんの報告を受けていたとされる。想定問答によると、美並元局長は「様式や字句の修正が行われていることは聞いた」としつつ、具体的内容は聞いていなかったと説明。処分説明書は「監督責任が認められるが徹底を欠いた」としている。
 一方、衆院調査局は財務省に対し、赤木さんが改ざんの経緯などを記したとされるファイルの提出を求めたが、同省は「訴訟に関わることであるため回答を差し控えたい」と存在するかどうかを含め説明を拒んだ。
 問題の核心に迫る資料については具体的な回答を避け、どの程度の範囲でファイルを探索したのかも明らかにしなかった。野党側は、報告書の内容が不十分だとして反発し、追及を強める可能性がある。
 改ざん問題では、赤木さんの遺族が国と元同省理財局長の佐川宣寿氏に対し、損害賠償を求める訴訟を起こしている。原告側は、財務局の元上司が遺族との面会時に改ざんについて触れたという音声データを提出。元上司が赤木さんのファイルについて「われわれがどういう過程で(改ざんを)やったのか全部分かる」と話していたと主張している。

時事通信
2020年11月10日07時17分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110901237&g=pol